沖縄県内で活動するクリエイターが中心となって立ち上げた「EARTH TREE プロジェクト」とコラボレーションし、「自然×アート×観光」を融合させたアート作品展”クリエイターズサーキット”の2ndシーズンが始まりました。毎月、様々なスタイルや作品で表現し、独自のアート空間を創り出すクリエイターの作品展をお愉しみください。
期間 | 2021年6月1日(火)~2021年12月31日(金)まで |
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会場 | ロビーラウンジ内 フローリングスペース |
時間 | 6:00~23:00 |
ARISA C. MILLER(アリサ チネン ミラー)
「下書きは一切しない」
自分が感じた色・彩を手や足、全身を使いダイナミックに表現するクリエイター。筆を使い細やかな線を重ねたり、ブラックライトを用い通常では見えない秘密のメッセージを加えたりと、表現の自由さを求め続け生み出される作品は、無限の可能性を秘めている。
1991年 | 沖縄県沖縄市生まれ。物心ついた頃から、母親の経営するブティックの一角で絵を描いて遊んでいた。 |
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2014年 | 琉球大学 法文学部経済専攻 卒業。 |
2015年 | たまたま訪れたレストランのオーナーに「壁に絵を描いてほしい」の一言を貰い、それが初めて“描く”仕事となる。この経験をキッカケに銀行員から画家への転身を決意。 |
2016年 | 初の個展「black light night」を開催。 |
2017年 | 沖縄とワシントンDCを拠点とし、色鮮やかでダイナミックな壁画とライブアートを中心に活動している。 |
2019年 | 火災により全焼した沖縄のシンボル、首里城復興支援に賛同し、チャリティーTシャツのデザインを無償で提供。 |
2020年 | オリオンビール ドラフト“首里城再建支援缶”デザイン提供。読売ジャイアンツ“首里城再建支援チャリティーグッズ”デザイン提供。 |
クリエイターINFO:
(HP英語版)https://arisachinenmiller.com/
(HP日本語版)https://www.theart.jp/artist/arisa
(Instagram)https://www.instagram.com/arisa.c.miller/
HIROKI HOKAMA(ヒロキ ホカマ)
「今この瞬間に感じる衝撃や感情を絵に」
音楽を聴いた時のインパクトや人との出会い、様々な経験の中で生まれる感情やエネルギーを1枚の絵に落とし込む。まっずぐに伸びる直線や滑らかな曲線、感じたものをダイレクトに描き続けることで生まれる複雑な模様や色彩、その滲み出るエネルギーに魅了される作品です。
1993年 | 沖縄県北中城村生まれ。子供の頃からクリエイティブなことが好きで、13歳の時には兄の部屋に忍び込んではこっそりギターを弾いていた。 |
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2007年 | 14歳でエレキギターを初購入。中学、高校とバンドや音楽活動に明け暮れ、ロックやブルース、HIPHOP、JAZZなど幅広いジャンルの音楽に触れる中で、レコードやCDのジャケットのデザインに惹かれていく。 |
2011年 | 高校卒業と同時にオーストラリアへ渡る。そこでの出会いや刺激的な経験の中で生まれる感情をエネルギーに、暇さえあれば詞や絵を描いて過ごす。 |
2017年 | 新たな刺激を求めてカナダへ渡り、カフェで働きながら創作活動を続ける。その後、10代からの夢であったアメリカ大陸横断を達成。ストリートミュージシャン、パフォーマー、アート作品など、各地で出会う表現者のエネルギーやバックボーンなどに強い衝撃を受け、自身のアイデンティティーや自己表現に改めて向き合う。 |
2019年 | 沖縄に戻り“よりリアルな瞬間の感情を絵にしたい”という想いから、ストリートやライブハウスなどで生の楽器演奏に合わせて即興で絵を描くライブペイント活動を開始。 |
2021年 | 創作活動をしながら、広告デザイナーとしても活躍し、“アート”と“デザイン”の両方を武器に精力的に活動中。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/hiroki.hooo0369/
きんじょう さくら
質感が伝わる、はっきりとしたデザインを好み、写真、タイポグラフィ、3DCG、イラストなど多種多様な表現方法の中から“カッコいい”見せ方を模索している。自身の感覚とスキルから生み出される作品は、オリジナリティーに溢れ、躍動感や臨場感が伝わってきます。
2000年 | 沖縄県大宜味村生まれ。幼少期は、折り紙で工作をすることに夢中に。 |
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2018年 | 「Litterati JAPAN」(※クリエイターズサーキット~1stシーズン~に参加したクリエイター集団)の活動に賛同し、デザイナーとして活動を行う。 |
2020年 | “その価値を最大限に引き出す魅せ方”を求め、「きんじょうさくら」名義で本格的に個人制作を開始する。 ラーメン屋「Yume Wo Katare Okinawa」の2周年記念Tシャツのデザイン提供。 アパレルブランド「Buddy45」主催イベント「NEXT INNOVATION vol.2」のフライヤーデザイン提供。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/speak.our.dream/
MINK.(ミンク.)
~人間が想像できることは、人間が必ず実現できる~
これまでの経験や想像、ライフスタイルを映像で表現するクリエイター。
その映像には陸、海、空を施した壮大な世界観と近代的な世界をブレンドし、独自のファンタジーを生み出す。
自分がイメージした世界を映像というスタイルで表現する作品は、壮大なスケールで見るものの心を魅了する。
本名、浦崎 望成輝(ウラサキ ミナキ)
1995年 | 沖縄県生まれ、那覇市育ち。幼少の頃から、海外の映画、音楽の世界に触れ育つ。 |
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2016年 | 旅先で撮った動画を音楽にのせ創作したことがキカッケとなり、映像制作の楽しさを知り、VLOGを撮り始める。 |
2017年 | これまでの経験や、頭の中のイメージをカタチとして残すために「MINK.」として本格的な活動をスタートさせる。 |
2021年 | 「企業、芸能人、アスリート、インフルエイサー」など幅広く制作に関わり、作品を発信し続けている。 |
クリエイターINFO:
(HP)https://x88cda3a729u7h.wixsite.com/website
(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCxkbACf6FnTLSn-7K8FTw4w/videos
(Instagram)https://www.instagram.com/who_is_mink/
KANATO(カナト)
”呼吸”
写真の持つパワーと無限の可能性を追求するカメラマン。
「自分自身をさらけ出し、表現することが出来るのが写真。自身にとって瞑想のようなものであり、シンプルなようで沢山の感情が混ざり合う複雑なもの」という信念のもと、今日もシャッターを切る。
自身が見ている世界、他の人が見ている世界を表現し、一人一人の心に響き、そこから生まれる特別な想いを大切にした作品は、無限の可能性を秘めている。
1997年 | 大阪府吹田市生まれ。幼い頃から自然が大好き。 何をしていても結局パワーをくれるのは自然と感じ、その偉大さに感謝の心を抱いていた。 |
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2017年 | 大学在学中に、環境学・海洋学に興味を持ち、交換留学としてタスマニア大学に入学。 |
2019年 | 「自分の見ている素敵な世界(自然、人、雰囲気、全て)を、記憶(写真)としておさめたい」という気持ちから、タスマニアで初のカメラ購入。ストリートスナップやプロサーファーのサーフトリップへ同行し、シドニー、台湾など世界をめぐる。そしてさらにカメラ・写真への愛情が湧き、周りや自分を表現する人生を歩むことを決める。 |
2020年 | 高校時代の友人からの急な誘いで、沖縄でゲストハウスを開業するため、タスマニアから拠点を移す。沖縄でカメラマンとして活動を開始する。 |
2021年 | 9月に沖縄北部でゲストハウス”Mambo Hostel”を開業。沢山の価値観や、出会いが生まれ、終わりのない混ざり合う空間や循環を提供し続けている。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/soundman.k/
sawanico(サワニコ)
イラストや雑貨製作、壁画アート、イベントのアートディレクション、キャラクターデザイン、アートイベントの企画運営など幅広いジャンルの製作に携わるクリエイター。カラフルな色使いや躍動的な生き物、印象的なモンステラや色鮮やかな南国の花など。オリジナリティー溢れる作品は、内容やシーンに合わせ変幻自在にタッチを変え、見る人の心を魅了する。
1972年 | 沖縄県沖縄市生まれ。物心ついた頃から、母親の経営する洋裁店の一角で絵を描いて遊んでいた。 |
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1997年 | 県内の専門学校、インターナショナルデザインアカデミー(インテリアデザイン科)を卒業。 |
2001年 | 県内のクリエイターを一堂に会し、作品を販売する「カイナアートフェスタ」を立上げ、企画、代表を務める。以降、2011年まで10年間継続しプロデューサー兼クリエイターとして沖縄のアートシーンの活性化に貢献した。 |
2003年 | 「REAL CLUB and REAL NICO」名義で本格的な活動をスタート。 |
2007年 | 沖縄県にオフィスを構え、クリエイター名を「sawanico」へ変更し、更なる飛躍を目指す。 |
2012年 | 東日本大震災で起こった津波により、約2年の時をかけ沖縄県西表島までたどり着いた宮城県南三陸町歌津の郵便ポスト。「長い旅をしてきたポストを歌津に里帰りさせてあげたい」という想いに賛同し、キャラクターデザインやグッズ、絵本制作等に関わる。 |
2015年 | ミュージシャンBEGIN「苗」沖縄限定シングル ジャケットデザイン提供。 |
2017年 | BEGIN「マルシャ・ショーラ2」CD&DVDジャケット、撮影用舞台装飾デザイン提供。 |
クリエイターINFO:
(HP)https://www.sawanico.net/
TETSUWAN BROS.64(テツワンブラザーズ64)
2018年に“Hisada Yuya”と“Arata Daisuke”の2人でPAINTER CREW 「TETSUWAN BROS.64」 を結成。幼馴染の2人が、別々の道を歩み独学で絵を学び、2018年に開催した個展「PAPERS」をきっかけにアーティスト活動を開始する。主にキャンバス作品を中心に壁画制作やライブペイントなど精力的に活動を行う。
物事を直感と発想力を頼りに、自由にアートを楽しみながら、それぞれの世界観が創り出すフィルターを通して抽象的に表現し続けているユニットです。
“Hisada Yuya(ヒサダ ユウヤ)”
幼少期より描くことが好きで、独学で絵を学ぶ。スプレーや絵の具など様々な画材を使い表現する作品は、斬新な色使いの中にどこか懐かしい雰囲気が漂う。音楽や映画を観て心揺さぶられる瞬間であったり、運命的な経験や人との出会いなど、日々の生活の中で心打たれ何かが変わる"一瞬"を視覚的に表現している。
1990年 | 沖縄県沖縄市生まれ。 |
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2003年 | レゲエミュージックに衝撃を受け、それをキッカケにブラックカルチャーに興味を持ち、アートに目覚める。 |
2018年 | “Arata Daisuke”とともにPAINTER CREW「TETSUWAN BROS.64」を結成。 |
2021年 | Hisada Yuya名義で「クリエイターズサーキット1thシーズン」に参加。2月にオクマで展示を行う。 |
“Arata Daisuke(アラタ ダイスケ)”
偶然出会った1冊の本から衝撃を受け、筆を持つ。“偶然”や“運命”に導かれるように活動をスタートさせたクリエイター。その瞬間に感じるリアルな感情を、色の重ね方や躍動感など、オリジナリティ溢れる表現方法で独自の世界観を創造している。
1990年 | 沖縄県沖縄市生まれ。絵を描くことより、色を重ねる塗り絵が好きな子どもだった。 |
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2012年 | 22歳の時に代官山の蔦屋で見た1冊の本に衝撃を受け、独学でキャンバスに絵を描き始める。 |
2018年 | “Hisada Yuya”とともにPAINTER CREW「TETSUWAN BROS.64」を結成。 |
2021年 | 個人およびPAINTER CREW「TETSUWAN BROS.64」のメンバーとして活動中。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/tetsuwan_brothers_64/
(Instagram「Hisada Yuya」)https://www.instagram.com/hisadaaman/
(Instagram「Arata Daisuke」)https://www.instagram.com/ara.awpm/
新井 宏迪(アライ ヒロミチ)
”多種多様なコンテンツが複雑に混ざり、ルーツとなり、新たなものを構築する”
アーティスト兼、かりゆしウェア「Kahu」デザイナー。仕事柄、沖縄固有の生き物・自然・文化の素晴らしさに触れ、面白さを知る。絵画、絵本、キャラクターデザインなど様々なスタイルでその素晴らしさを分かりやすく、楽しく発信していきたいという想いを込め作品を創造する。その『もの』に流れるバックボーンやルーツを、沖縄伝統の柄や生き物など、複雑怪奇な模様で表現した作品は、人の心の奥深くに響く。
1985年 | 群馬県伊勢崎市生まれ。幼い頃より、絵を描く事や工作が大好きな子供だった。 |
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1996年 | 小学校5年生の時に、家族で沖縄県糸満市に移住。このころより、イラストレーターになることを夢見ていた。 |
2009年 | 具志川職業開発校、メディアアート科卒業。 |
2016年 | 「株式会社ドリーム・ラボ」入社。かりゆしウェアのデザインを手掛ける。 |
2022年 | 「クリエイターズサーキット~2ndシーズン~」を皮切りに、アーティストとして本格的に活動を開始。 沢山の価値観や、複雑に混ざり合うルーツをアートで表現し、人の心の奥深くに響く作品を創り続けている。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/mixture_arai/?hl=ja
CIRCULATOR(サーキュレーター)
本名Kent Ivana(ケント イバナ)、ハワイ州オアフ島出身の日系5世。
空気を攪拌・循環させるサーキュレーターのように、クリエイティブな力で人と自然・経済と自然・モノとコト・不易と流行などを循環させ、世の中を少しでも良い方向へと変化させることを目的に創作活動を行うクリエイター。
流れるような曲線と、動植物。今にも動き出しそうな躍動感溢れる作品は、見る人の心に刻まれる。
2018年 | 「株式会社ドリーム・ラボ」とコラボレーションし、かりゆしウェアのテキスタイルデザインを制作し販売。 売り上げの一部を「EARTH TREEエンドウメント ファンド」に寄付し、植樹や育樹などの活動を行う。 |
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2021年 | UNIQLOイオンモール沖縄ライカムにて、株式会社ユニクロが手掛ける「UTme!」とのコラボレーショングッズ販売。 |
クリエイターINFO:
(Instagram)https://www.instagram.com/circulator_okinawa/
【ウォールアート制作クリエイター】
『fingerpainter Yukako(フィンガーペインター ユカコ)』
筆を使わず指で描くことで想いをダイレクトに伝えるフィンガーペインター。
「強さ」「優しさ」「あたたかさ」といった生命力の表現を目指す。指ならではの温かみのある作品は、幅広い年齢層に支持され世代を越え多くの人々を魅了している。
1983年 | 兵庫県篠山市生まれ。 |
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2014年 | 沖縄の自然の色彩に感動し、沖縄への移住を決意。 |
2020年 | 1月、オクマにて開催中の「クリエイターズサーキット」作品展示&LIVEペイントを実施。 |
2021年 | 現在、日本各地で個展・LIVEペイントを行いながら世界を目指し、365日絵を描き続けている。 |
Yukako氏の詳細はこちら»
エメラルドグリーンの海を臨む真っ白なマリンハウスの壁に、色鮮やかなウォールアートが完成しました。
テーマは、
”世界自然遺産「やんばるの森」とオクマの海、そこに生息する動植物”です。
世界自然遺産に登録された”やんばるの森”の希少で美しい自然を、
優しく温かみに溢れた色使いで描く『fingerpainter Yukako(フィンガーペインター ユカコ)』氏がペイント。
筆を使わず指で描く独特のスタイルで、ヤンバルクイナやプルメリア、やんばるの自然を色鮮やかに描いてくれました。
※2021年7月26日に”やんばるの森”含め「奄美大島、徳之島、西表島」は、世界自然遺産に登録されました。
“使ったら還す”をコンセプトに、自然からの恵みを得て創作活動を行い、
その売上の一部を自然に還元し、再びその自然から恵みを得て新たな創作活動につなげることで、
エコノミー(経済)とエコロジー(環境保全)を両立させ、循環させることを目指す活動です。